2021年5月1日から回復期リハビリテーション病棟(4F,42床)を開設しました。

回復期リハビリテーション病棟は、脳血管疾患または大腿骨頚部骨折などの急性期治療後、多くの専門職種がチームを組んで集中的なリハビリテーションを実施し、心身ともに回復した状態で自宅や社会へ戻っていただくことを目的とした病棟です。

チームの各担当スタッフが、入院直後から寝たきりにならないよう起きる、食べる、歩く、トイレへ行く、お風呂に入るなどの日常生活への積極的な働きかけで改善を図り、家庭・社会復帰を支援します。

高度救急病院からの転院される方や、当院へ救急搬送されたり外来から入院される方で下記対象疾患をお持ちの患者さんに集中的なリハビリテーションを提供いたします。

回復期リハビリテーション対象疾患と期限

  • 脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント手術後、脳腫瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症、腕神経叢損傷等の発症後・手術後【150日】
  • 高次脳機能障害(重症脳血管障害)、重度の頸髄損傷、頭部外傷を含む多部位外傷【180日】
  • 大腿骨・骨盤・脊椎・股関節・膝関節の骨折、二肢以上の多発骨折の発症・手術後【90日】
  • 大腿骨・骨盤・脊椎・股関節・膝関節の神経・筋又は靱帯損傷後【60日】
  • 股関節又は膝関節の置換術後【90日】
  • 外科手術・肺炎等治療時の安静により廃用症候群を有しており、手術後・発症後の状態【90日】