新年あけましておめでとうございます。
2024年は、コロナ禍から社会が大きく復活した年でした。大谷翔平選手の活躍、佐賀国スポ・全障スポの開催、佐賀バルーナーズの熱戦と、スポーツが人々に勇気と希望を与えてくれました。人と人とが再び集い、喜びを分かち合える日常を取り戻せたことを、あらためて嬉しく思います。
一方で、気候変動、物価上昇、不安定な世界情勢、少子高齢化など、社会の課題は山積みです。しかし、時代がどんなに変わろうとも、人間の本質は変わりません。みんなが自分らしく、健康に過ごせる世の中を目指すこと。そして何より、平和な社会を守り抜くために知恵を絞り、創意工夫を重ねていくこと。これらは、私たち医療に携わる者の変わらぬ使命だと考えています。
当院は2021年の開院から4年が過ぎ、この4月からは5年目を迎えます。「地域の皆様の豊かな時間を守る病院」として、発症から社会復帰までシームレスな脳卒中医療を軸に、さらなる医療の質の向上を目指してまいります。
ヘルスケア産業は、社会の高齢化が進む中でも着実な成長を続ける数少ない分野です。この成長産業に身を置く者として、私たちは大きな責任と共に、明るい未来への希望を抱いています。サンテ溝上病院は職員一同、チーム一丸となって「ほこれる医療」を実践し、活力ある地域づくりに貢献してまいります。
皆様にとって2025年が素晴らしい年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。本年もサンテ溝上病院をどうぞよろしくお願い申し上げます。
医療法人 同愛会
サンテ溝上病院
院長 溝上 泰一朗